サッカー=出場停止短縮のポグバ、復帰に意欲 「準備できている」
[16日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAのユベントスに所属するMFポール・ポグバが、ドーピングによる出場停止期間が4年から1年半に短縮されたことを受け、競技復帰に意欲を燃やしている。 ポグバは2023年、テストステロン値を上げる効果がある禁止薬物の陽性反応が検出された。同年9月にイタリア反ドーピング機関から暫定的に出場停止処分を受けたが、これを不服として今年2月に意図的な摂取ではなかったとスポーツ仲裁裁判所(CAS)に控訴したところ、期間が大幅に短縮された。 来年3月から復帰が可能になるとみられるポグバは、16日の伊紙ガゼッタ・デッロ・スポルトのインタビューで「2025年に普通の状態に戻る準備はできている。私の望みはただ一つ、サッカーをすることだけ」と心境を明かした。 ユベントスとは26年6月まで契約を残しており、プレーできるなら報酬減額も受け入れる姿勢を見せ、「言葉ではなくピッチで示せると思うし、(監督の)チアゴ・モッタが自分の目で見て、それに基づいて判断するだろう」と力を込めた。 また、フランス代表復帰にも意欲的で、「ワールドカップ(W杯)の夢はあるが、(代表監督の)デシャンは誰も特別扱いはしない。扉を開けられるかどうかは自分次第。彼には努力しろと言われた」と語った。