大阪・吉村知事、自粛解除の基準公表(全文2)府独自に家賃支援を実施したい
大阪府の吉村洋文知事は5日夕、新型コロナウイルス対策本部会議の会合後に報道陣の取材に応じた。 【動画】大阪府、自粛解除の基準「大阪モデル」を公表へ 新型コロナ対策本部会議 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府、自粛解除の基準「大阪モデル」を公表へ 新型コロナ対策本部会議(2020年5月5日)」の取材開始時間に対応しております。 ◇ ◇
段階的解除の指標をどう示すつもりか
朝日新聞:朝日新聞の久保田です。早ければこの指標に基づいて15日以降に要請が段階的に解除されていくことになると思います。そのときに、最初に休業要請だったら解除対象にならなかった事業者の皆さんにとっては、段階的っていうのが次は何が指標になるのかとか、日数なのか、それとも別の指標があるのかとか、この辺についてはどのようなものを事業者の方に示していこうとお考えですか。 吉村:この数字がさらにというより、この数字が、解除の数字が非常に安定的に進んできたとするならば、それは解除をしていきたいと思います。じゃあどの分野をということですけども、基本的にはこれまでクラスターが発生したような、いわゆる夜の接客を伴うような事業であったり、あるいは小さなスペースで、密閉した空間で、ライブハウスのようなところでいろんなライブが行われるようなもの。今までクラスターが発生したところについてはかなり慎重な、かなりというか、そこは慎重な判断をしていきたいと思います。 それについては国の、政府の基本的対処方針でも色分けができてます。今回、出された国の方針の中で、特定都道府県じゃない都道府県についても今までクラスターが発生したところとそうじゃないところで色分けをしてるので、われわれも基本的に段階的というのは、これまでクラスターが発生したかどうかというのを基準にしてやっていきたいと思います。 なので、まず第1弾としては、これは国との調整が必要なので、国は直前でいろいろやってきたりもするから調整が要りますけども、今、僕自身が考えてるのは、そういったクラスターが発生したところについては5月16日から直ちにということじゃないとは思いますが、クラスターがこれまで発生してなかったようなところについては、いろんな距離を取ってねとか、そういった対策を示しながら、基本的には解除の方向になっていくというふうに考えています。だから本当に一部分だけ解除というよりは、ある程度、大きな解除にはなってくるんじゃないかなとは思っています。でもどうしても夜の、そういうクラスターとかは、明らかにこれは今まであったものについては、より慎重な判断だし、これは国の基本的対処方針で示されてる考え方というのを参考に、解除の分野については参考にしていきたいとは思います。