大阪・吉村知事、自粛解除の基準公表(全文2)府独自に家賃支援を実施したい
開始が30分遅れた理由は?
朝日新聞:ありがとうございます。あともう1点、可能であればお伺いしたいんですが、今回、全国に先駆けての判断で、この間、内部でも慎重な議論があったと思いますが、今日、開始時間が30分遅れで始まって、この辺、数字とかを詰めていたとか、その辺の理由があればお伺いしたいなと思います。 吉村:まず、大きな僕の考え方というのは2日に示して、その間で、今日お越しいただいた朝野先生、感染症の専門家の方、そして実務方、非常に優秀な実務のスタッフで、この数字については作り上げてきました。その中身の説明等、僕自身も最後まで飲み込めるかどうかというのを議論してたので少し時間が掛かったということです。最終的に僕が、最終判断するのは僕ですから、僕自身が飲み込んで、これでいこうとしたという、そこに時間が掛かったということです。 今回も、この移動平均を使うというのは非常に分かりやすいし、僕は傾向もつかめるという意味で重要な指標になってくるんじゃないかなとは思います。 司会:ほかにございませんでしょうか。
最初の判断はあくまでも15日か
NHK:すいません、NHKの霜越です。ちょっと確認なんですが、今回の定められた指標で、早ければ7日連続が、8日くらいには一応、7日連続で消灯になるんですが、こうした場合にも最初の判断は15日にするということでよろしいんでしょうか。 吉村:ええ、その場合でも最初の判断は15日に統一していこうというふうに思います。 NHK:それは国が一応、緊急事態宣言を継続しているからということでよろしいですか。 吉村:国が緊急事態宣言を基本的には5月末までというふうに設定してるということも理由の1つですし、もう1つは、5月6日まで第1回目の緊急事態宣言でやってきたわけなので、本来、僕は5月6日までだらだらするものじゃないと思っているので、5月6日の効果がいつ出るのっていえば、そこから約2週間後ぐらいですよ。今も1回目の緊急事態宣言の期間中なのでね。その効果がだいたい分かるのは5月14日、厳密に言うと5月20日になりますけども、その少し前辺り、つまりこの1回目の緊急事態宣言の効果がどのぐらいあったのっていうのが評価できるのは、5月15日ぐらいになれば1回目の緊急事態宣言での総括というのもある意味できるのかなと。その辺りを総合的に兼ね合わせて判断したときに、5月15日というのは1つの判断ポイントかなというふうには思っています。折り返しポイントと、1回目の緊急事態宣言がある程度の効果が総括できるときが5月15だと思うので、そういう点で5月15日に判断したいと思います。 NHK:分かりました、ありがとうございます。 司会:ほかにございますでしょうか。