北朝鮮兵に投降を呼びかける ウクライナが朝鮮語映像公開
キーウ、ウクライナ、10月28日 (AP) ― ロシアのために戦う兵士に降伏の機会を提供するウクライナ政府の投降を促す取り組みが、モスクワの対ウクライナ作戦に加わったとされる北朝鮮軍将兵に向けた新しい映像を公開した。 ウクライナ国防省と国防省情報局が支援する「私は生きたい」と呼びかける映像は、ウクライナ軍に投降する北朝鮮軍将兵に提供されるという食べ物や宿舎などが紹介されている。 ウクライナのゼレンスキー大統領は10月25日、北朝鮮軍兵士は早ければ今週末にもウクライナの戦線に投入される可能性があると述べた。 欧米政府関係者は、このような事態は3年近く続いた戦争をさらに激化させ、遠くインド太平洋地域まで地政学的な影響をもたらすだろうと述べている。 ゼレンスキー大統領によれば、ウクライナ情報筋は「最初の北朝鮮部隊は27日と28日の間のどこかで、前線に投入されるだろう」というの見方を示していると述べた。 米国は23日、3000人の北朝鮮軍部隊がロシアに配備され、数カ所で訓練を行っていると発表し、この動きは非常に深刻だと指摘している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)