尿1滴、3分で覚醒剤など薬物40種判別 犯罪捜査を迅速に 近畿大や愛知県警科捜研
成果はドイツの化学雑誌「アナリティカル アンド バイオアナリティカル ケミストリー」の電子版に3月25日に掲載された。
財津教授が「科捜研の負担を減らすだけでなく、治安の維持に研究が役立つとうれしい」と話すように、国内で広く警察が採用すれば、正確な捜査、検察の適切な処分の決定につながる可能性が高まる。諸外国より治安が良いとされる日本を守るのは、警察だけではなく、科学でもある。 (滝山展代/サイエンスポータル編集部)