キリン、廃棄果実を原料に酎ハイ フードロス削減と農家支援
キリンビールは15日、規格外であることを理由に廃棄される果実を原料にした缶酎ハイの新シリーズ「氷結mottainai(もったいない)」を発売すると発表した。フードロス削減につなげるほか、農家支援のために1本売り上げるごとに1円を生産者に寄付する仕組みを採用した。 キリンの担当者は「社会に貢献する酎ハイを消費者の選択肢に加えたい」とし、環境や社会問題に関心を持つ若年層を中心に売り込む。 新シリーズの第1弾としてナシを使った「キリン 氷結mottainai 浜なし(期間限定)」を5月7日に発売する。「浜なし」は横浜市で生産されているナシのブランド。