宮崎から京都へ。築100年の町屋で味わう、世界をとりこにする口福のそば(京都・丸太町)
チーズはカツオだしのカエシと相性抜群。信州産そばを石うすでひいたそば粉十割で打った、香り豊かなそばはチーズに負けない存在感があります。チーズとカエシ、そばのバランスが絶妙で病みつきになる人が続出です。
京都ならではのメニューは「京あげ鴨南蛮」。1日5食限定の、京都のおいしいとこどりの一品です。京鴨のうまみがカツオのだしと合わさり、そこにジューシーな京揚げにアクセントの九条ねぎ。調和の取れた味わいに深い余韻が楽しめます。
そば以外に楽しんでほしいのがスイーツ。若女将が作るフィナンシェは、余った「龍のたまご」の白身とそば粉、和三盆、発酵バターで焼き上げています。焼き立ては格別で、バターの豊かな香りがたまりません。京都の和菓子屋で修業した店主が作る、作り立てのわらび餅も絶品。オールドバカラで提供されるのも贅沢ですね。スイーツは土日祝限定の「おとなのひととき」で楽しめるので、ティータイムを茶寮哲心で過ごすのもおすすめです。
築100年の町家を再生し、さらに100年、和の伝統を繋げていきたいと考える哲さん。唯一無二のラグジュアリーな空間で絶品そばを食べに、出かけてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『三度目の訪問してしまいました。 どうしてもこちらのお店の名物「醍醐蕎麦」を食べてみたい欲が我慢できず笑。 パルミジャーノチーズ、オリーブオイル、龍のたまごに鰹出汁でいただきます。
!!!!!! 想像とは全く違う味わいに衝撃を受けました。もっと洋風なのかと思ってましたが、しっかり和風に仕上がっているのにびっくり。私、このお蕎麦大好きです。美味しすぎます。 とろろ蕎麦、京鴨南蛮も衝撃的に美味しかったのですが、醍醐蕎麦のあまりの美味しさに感動がとまりませんでした。茶寮哲心さん、京都に来てくださりありがとうございます! 接客もいつもあたたかく、金屏風の虎さん(エルメスのデザイナーさんが描かれたそうです)もお庭の錦鯉さんもすごく素敵。居心地が良すぎてついつい長居してしまいごめんなさい』(のぶどんどんさん)