楽天の決済サービスが激変する。「決済アプリ統合」でPayPayに対抗!
楽天ペイのポイント進呈ルールが変更。チャージ払いなら誰でも最大1.5%還元に!
師範 ところで、その楽天ペイのポイント還元に関して、見逃せんルール変更があった。これまで楽天ペイでの決済時に1%還元(100円につき1ポイント還元)、プラス楽天カードから楽天キャッシュへのチャージ時に0.5%還元(200円につき1ポイント還元)だったのが、この6月4日よりチャージした楽天キャッシュで支払いをすると最大1.5%還元になる。 これは楽天カードからチャージしていたユーザーにとってはやや残念な変更じゃ。というのも、チャージを1000円単位で行えばポイントが付かない端数は発生しないが、支払いの場合はかならず端数が出る。「チリも積もれば~」で還元ポイントにかなり差がつくはずじゃ。一方で楽天カードからチャージせず、銀行口座からのチャージやコンビニATMでのチャージを利用する者にとってはポイント還元率が1.5倍になり、メリット増と言える。楽天ペイはこの2月に全国の金融機関からのチャージを解禁。4月にはローソン銀行ATMからのチャージも解禁しており、これらは明らかに楽天ペイの利用者数拡大を狙ったものじゃろう。 浦井 コンビニに行くついでにチャージして、ポイントもお得に貯められるのは嬉しいですね。 師範 そんな楽天カードユーザーにオススメの裏技がないわけではない。実は昨年7月から、Android版の楽天Edyアプリ限定ながら、楽天Edyから楽天キャッシュへの電子マネー移行が可能になった。いまのところ楽天カードから楽天Edyへのチャージでは、200円につき1ポイントの楽天ポイントが付与される。そこでまず、楽天カードから楽天Edyにチャージして0.5%のポイントをゲット。さらにチャージした楽天Edyを楽天キャッシュに交換し、その楽天キャッシュを使い楽天ペイで支払うことで1.5%還元。合計2%のポイントを獲得できるわけじゃ。 浦井 うう……。私、iPhoneユーザーなんで、その機能は早くiPhone対応にしてほしいですね。 師範 残念ながら、楽天ペイへのチャージポイントが6月になくなるこのタイミングで、iPhoneでの楽天Edyチャージポイント付与開始は期待薄じゃな。