【ソフトバンク】武田翔太“大トリ”契約更改 ドジャース右腕からアドバイスも「質問もできました」
ソフトバンクの武田翔太投手が7日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4年契約4年目の今季も現状維持の1億5000万円プラス出来高でサインした(金額は推定)。越年したのは後述する米国でのトレーニングの影響で、スケジュールが合わなかったため。これでチームの全選手が契約更改を終えた。 昨年4月に右肘の内側側副じん帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、プロ入り後初めて登板ゼロでシーズンを終えた。今年5、6月ごろの実戦復帰を目標に、昨年12月は10日間ほどノースカロライナ州シャーロットのトレーニング施設「トレッド・アスレチックス」でリハビリを兼ねて自主トレに励んだ。今月も9日に再出国し、キャンプイン直前まで米国に滞在予定。年末もドジャースのタイラー・グラスノー投手とも「一緒にトレーニングして質問もできました」と食生活やトレーニング方法のアドバイスを得たようだ。 今後は傾斜を使った投球も再開する。「マウンドに立てるまたその日まで、全力で突っ走っていきたい」。4月3日に32歳の誕生日を迎えるプロ14年生。長期契約最終年に華麗なる復活を遂げ、さらに息の長い活躍を目指す。
報知新聞社