「砂鬼（サンドーラ）」に悲鳴をあげる子どもたち 国指定無形民俗文化財「砂打ち」 長崎県五島市
長崎放送
五島市玉之浦町の大宝地区で、国の無形民俗文化財に指定されている伝統行事「砂打ち」が行われました。 【写真を見る】「砂鬼（サンドーラ）」に悲鳴をあげる子どもたち 国指定無形民俗文化財「砂打ち」 長崎県五島市 藁で顔を覆ったサンドーラと呼ばれる砂鬼が人々に砂を打ちつけます。大宝地区の氏神・言代主神社の秋祭りで行う砂打ちは、五穀豊穣と無病息災、豊漁を祈願します。 「ムラマワリ」と呼ばれる一行が地区を回り、笛や太鼓に合わせて農耕作業の所作をし・・・サンドーラが砂を打ちつけ悪疫を払います。 サンドーラの行く先では泣きわめく子どもたちの姿。 泣き声や笑い声、賑やかになればなるほどいいんです。また一年、地区が平穏で、豊かでありますように。
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