鹿児島市長選に桂田美智子氏が立候補を正式表明 民間主導のスタジアム整備や命と暮らし守る政策訴え
元鹿児島市議で共産党鹿児島地区委員会副委員長の桂田美智子氏(71)は2日、市中央公民館で記者会見を開き、17日告示、24日投開票の市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。同市長選への出馬は4回目になる。立候補表明は現職の下鶴隆央氏(44)に続き2人目。 桂田氏は下鶴市政を「国と県の政策や方針には従うが市民の声を聞かない」と批判。「サッカースタジアム建設より、命と暮らしを守る政策に税金を使うべきだ」と述べた。民間主導でのスタジアム整備や放課後等デイサービスなどの利用料無料の継続、重度心身障害者等医療費助成制度の所得制限撤廃を訴える。 鹿児島市出身、鹿児島女子高卒。旧吉田町議を4期、鹿児島市議を1期務めた。同市長選は2008、16、20年に立候補した。宮之浦町在住。 県労連など12団体で構成する「市民の市政をつくる会」の擁立候補で、共産党の推薦を受ける。立憲民主党と社民党に支援を求めている。
南日本新聞 | 鹿児島