一般にはほとんど流通しない 幻の野菜「しんとり菜」を取材【SUNトピ】
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今回は珍しい野菜を取材しました。 一体何が珍しいのか、江戸川区で生産している農家を訪ねると… スタッフ 「こちらで珍しい野菜を作ってると聞いたんですが」 石川農園 石川哲善さん 「これ、しんとり菜といいまして、一般市場に出回らない幻の野菜」 幻の野菜、しんとり菜は小松菜に似ていますが、葉は柔らかく、芯はシャキシャキとした食感が特徴なんです。 昔は江戸川区を中心に盛んに栽培されていましたが、しんとり菜に変わる中国野菜が広まったことで生産農家が減少してしまったそうです。 石川農園 石川哲善さん 「現在、江戸川区でしんとり菜を作っているのは2軒だけ。いわゆる、外食需要向けの野菜。一般的なスーパーでは並ばない」 そんな幻の野菜を食べられるのが、「中国料理 香妃園」。しんとり菜を様々なメニューに取り入れているんです。 香妃園 オーナー 「しんとり菜は癖や苦味が少なくて、料理全般に鶏の出汁を使っているんですけど、しんとり菜がすごく合う。(店に)なくてはならない食材」 このしんとり菜ですが、都内のスーパーで稀に出回るそうなので、ぜひチェックしてみてください。
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