日鉄ステンレス鋼管 新ブランドで4品種発売 半導体製造用クリーン管
日鉄ステンレス鋼管は、「SUMICLEAN」(スミクリーン)、「SUMIWEL」(スミウェル)として親しまれてきた半導体製造用クリーンパイプのブランド名を「NSCP」(ニッポン・スチール・クリーン・パイプ)に刷新する。高耐食のニッケル基材料の商品化に合わせて新たなブランドに一本化する。 日鉄ステンレス鋼管は新規開発製品としてシームレスステンレス鋼管「NSCP N」の販売を開始する。高耐食のNi基材料を使用することで、従来のSUS316Lでは耐食性に懸念がある高腐食性ガス環境においても低汚染、配管の長寿命化を実現する。 一方、旧スミクリーンMは「NSCP D(ダブルメルト)」、旧スミクリーンCは「NSCP S(シングルメルト)」、ステンレス溶接鋼管の旧スミウェルは「NSCP A」として生まれ変わる。シームレス鋼管は湘南工場で、溶接鋼管は北関東工場古河地区および尼崎工場でそれぞれ製造する。