早慶戦はドロー決着(Naoki KATO/GEKISAKA)

　関東大学サッカーリーグは27日、1部第19節の桐蔭横浜大対駒澤大を開催した。残留争い直接対決の一戦は前半22分にFW渡邊啓吾(4年=旭川実業高/湘南内定)がCKを叩き込んで桐蔭横浜大が先制。その後MF池田柚生(3年=広島ユース)が2点を加点し、桐蔭横浜大が3-0で勝利した。この勝利で桐蔭横浜大は8位に浮上した一方、駒澤大は降格圏の11位のままとなった。 【写真】「信じられない可愛さ」「土台が違う」人気アイドルの“無加工ショット”にサッカーファンも注目 　同日には各地で2部の第19節も開催された。早慶戦となった慶應義塾大(1位)対早稲田大(3位)は後半2分、早稲田大がFW松尾倫太郎(4年=エリース東京FC)のゴールで先制。それでも慶應義塾大はFW香山達明(4年=慶應志木高)が同17分に同点ゴールを決めた。勝利が欲しい早稲田大は終盤、DF神橋良汰(4年=川崎F U-18/川崎F内定)を前線に上げたが1-1でタイムアップ。慶應義塾大の2021年以来となる1部復帰決定は持ち越しとなり、早稲田大は5位に後退した。 　2部は1位と2位が自動昇格し、3位が入れ替え戦に進む。残り3試合で慶應義塾大が38ポイントで頭ひとつ抜けて首位に立っている。2位の日本体育大と3位の順天堂大は32ポイントで並んでおり、そこに1ポイント差で立正大が追う状況だ。5位の早稲田大は30ポイント。6位の法政大は29ポイントながら得失点差で優位に立っており、一気に昇格圏に割って入る可能性がある。 【関東大学リーグ1部第19節】 (桐蔭学園多目的グラウンド) 桐蔭横浜大 3-0 駒澤大 [桐]渡邊啓吾(22分)、池田柚生2(45+1分、62分) ▽関東大学リーグ1部順位表 1.明治大(45)+31 2.筑波大(45)+28 3.東洋大(34)+10 4.中央大(31)-1 5.東京国際大(27)+3 6.流通経済大(25)-4 7.日本大(25)-5 8.桐蔭横浜大(22)-3 9.国士舘大(20)-10 10.東海大(18)-6※1部・2部入れ替え戦出場圏 11.駒澤大(17)-17※自動降格圏 12.関東学院大(12)-26※自動降格圏 ▽関東大学リーグ2部順位表 1.慶應義塾大(38)+19※自動昇格圏 2.日本体育大(32)+7※自動昇格圏 3.順天堂大(32)+4※1部・2部入れ替え戦出場圏 4.立正大(31)+1 5.早稲田大(30)+6 6.法政大(29)+9 7.神奈川大(26)+1 8.拓殖大(24)-1 9.産業能率大(24)-4※2部・3部入れ替え戦出場圏 10.山梨学院大(19)-9※2部・3部入れ替え戦出場圏 11.立教大(18)-8※自動降格圏 12.城西大(14)-25※自動降格圏