勉強する時間がない…それホント?今日からできる「24時間をムダにしないスキマ勉強法」
②電車、病院、ジム…外出時のスキマ時間をフル活用
外出時間には「読む」「覚える」勉強を 通勤電車の移動時間、病院や約束の待ち時間、ジムで走っている時間……外出の時間も、工夫次第で絶好の勉強時間に変えられます。自宅とは違い、遊ぶ誘惑のないこれらのスキマ時間は、勉強に集中するチャンスです。覚えたい参考書、解きながら読める一問一答の問題集、要点や間違いやすいポイントをまとめたノートなど、「スキマ時間に読みたい教材」をあらかじめカバンに入れておきましょう。
「ひと駅の間に何を勉強する?」通勤電車をゲーム的勉強空間に
外出時のスキマ時間学習の代表格「通勤電車」の隠れた魅力は、駅をタイマー代わりに使えるところです。到着までに経由する1駅1駅がタイマー代わりになり、時間を意識して勉強できるので、自然と集中力を高められます。 このようなメリットを利用し、1駅ごとの勉強量を、ゲーム感覚でこなしたり、停車駅を時間管理に活用したりするのがおすすめ。 【通勤電車での勉強例】 ・「○○駅到着までに章の半分を読み終えよう」 ・「1駅で○ページ読もう」 ・「○○駅までは英語を勉強し、○○駅からはプログラミングの勉強をしよう」
「スマホ勉強」ならあらゆる学びがスムーズに
スマホはスキマ時間の勉強に欠かせない最強の武器。勉強に役立つアプリを入れておけば、スマホひとつでいつでもどこでも勉強できます。 LINEやネットサーフィン、ゲームなど「スマホいじり」が習慣になっている方は、やることを勉強に変えるだけで、グッと有益な時間に。短時間でできる英語学習アプリ、Kindleで読書のほか、さまざまな学習アプリがあるので、学びたいものに合わせて調べてみましょう。
③「ながら勉強」で自宅での勉強時間がみるみる増える
食事時間やくつろぎ時間にも「とりあえず本を開いてみる」 誘惑だらけの自宅では、なかなか机に向かおうという気にはなれないもの。そこでおすすめしたいのが、家事や食事、テレビ視聴など、ほかのことをしながら同時に勉強もする「ながら勉強」です。 ◆「最初は適当でもいい」と割り切る まずは、机やソファの上に「とりあえず本を開いてみる」ことから始めてみましょう。ソファに寝転がったり、間食やお酒を楽しんだり、テレビをつけたりしながら、そのままの状態で教材をパラパラとめくり、気になるところを読んだり、問題を解いたりするようにします。 ◆家にある誘惑をすべて断ち切らなくてもいい リビングの机に教材やまとめノートを置いておき、最初はテレビのCMの時間に勉強することから始め、徐々にやる気を高めていくのでかまいません。次第にやる気が湧いてきたら、テレビを消し、本格的に勉強し始めるようにすればいいのです。 「少しずつ」始めることで、無理なく勉強モードに入れるようになり、最もストレスの大きい「勉強のスタート」をどんなときでも切りやすくなります。徐々に集中力を高めていくことで、無理に嫌々勉強するよりも、学習効率が上がりやすくなります。