桃田賢斗、20年の事故「なんで自分なんだろう」思いも…「それすら弾き返したかった」
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バドミントンの男子シングルス元世界ランク1位で、東京五輪代表の桃田賢斗(29)=NTT東日本=が18日、都内で会見し、国・地域別対抗戦のトマス杯(27日開幕)を最後に日本代表を引退すると発表した。 桃田は東京五輪前にマレーシアに遠征した際に、同乗していた移動用の車が事故に巻き込まれる被害にあった。右眼窩底骨折の大けがのほか、後遺症に悩まされた。 会見では、事故についての質問もあり、「なんで自分なんだろう」という正直な思いもありながらも、「事故のせいにしたくなかった」「それすら弾き返したかった」という気持ちと、周囲のサポートで奮闘していたと振り返った。