「今日は風が強いからムリ…」はそろそろ卒業! 強風に屈しないマネジメントを理解してワンランク上のゴルファーに
時には思い切ってラフや林の方向に打つケースも
では、強風時の番手選びやマネジメントのコツのようなものはあるのでしょうか。 「風速5メートルの場合、フォローで1番手下のクラブ。アゲインストの時は2番手上のクラブを選択しましょう。とはいえ、弾道の高さなどによっても異なりますし、どのくらいの風の強さでどれほどの影響を受けるかは個人差があります」 「強風時に屋外の広めな練習場で、あらかじめ確認しておくのもいいでしょう。ターゲットを定めて、風によって番手をいくつ変えなければならないのか、飛距離がどれほど落ちるかなどをラウンド前に確認しておくことも重要です」 「また、ラウンドで強い風が吹いている場合は、当然ながらいつもの狙いに風の影響をプラスして目標を定めましょう。例えば左にOBや池があるシチュエーションだと、無風時はフェアウェイのやや右側を狙いますが、風の影響を加味してさらに右側に狙いを定めます。時にはラフや林に向かって大胆に狙うケースも出てくるので、怖気づかずに思い切ってプレーする心構えも大切です」 風の影響を考えてのプレーができるようになれば、さらなるスコアアップが見込めるはず。ラウンド中でも風向きや強さを正確に読んで、ワンランク上のゴルファーを目指してみてはいかがでしょうか。
LUIS FIELD