【長崎】バブル期以降“最高”の賃上げ1万4617円 連合長崎「“人への投資”が社会全体の課題」
NCC長崎文化放送
連合長崎は7日、今年の県内の春闘の賃上げに関する最終集計結果を発表しました。バブル期以降、最高です。 【写真】バブル期以降“最高”の賃上げ1万4617円 連合長崎「“人への投資”が社会全体の課題」
要求を出した140の組合のうち91%に当たる128の組合が妥結しました。組合員は2万2251人です。平均賃上げ額は、去年の同じ時期を4014円上回る1万4617円。1990年の連合長崎の結成後、最高となりました。 大手の賃上げの流れが中小企業にも波及しています。平均賃上げ率(定期昇給込み)は、5.06%で、去年の同じ時期を1.4ポイント上回りました。 一方で連合長崎は、「『2024年問題』や『人材確保』の課題を抱える『交通・運輸』部門は低調で、『人への投資』が社会全体の課題」「『賃上げの流れ』は県内全体で見ると限定的で、最低賃金の大幅な改定による格差の是正や底上げに向け、取り組みを強めていく」としています。
NCC長崎文化放送