12歳の少女が見た昭和51年 団塊の世代と五つ子ちゃん「日本の人口増えるといいな」 プレイバック「昭和100年」
この年は、戦後生まれの人が初めて日本の人口の半数を超えたらしい。戦争を知らない人が半分以上になったということだ。テレビCMの「みーんな悩んで大きくなった」の野坂昭如さんや私のお父さんのような「昭和ヒトケタ生まれ」が今は社会を担っているように見えるが、すぐに団塊世代が中心になるのだろう。
1クラスの人数が50人以上もいたというこの人たちは競争も激しい世代だったらしい。この人たちの子供の世代も増えており、私の頃より赤ちゃんの数はだいぶ多いようだ。
戦争を知る世代が減っていくのはさびしいが、新しい世代がどんどん増えているのは頼もしい。五つ子ちゃんも生まれたことだし、日本の人口はこれからもどんどん増えていくのかな。
※この年、戦後生まれが5700万人となり、総人口の半数を超えた。団塊世代の子供にあたる昭和40年代後半の出生数は200万人前後だったが、平成28年に100万人を割り、現在は70万人台となった。団塊世代は今年、全員が後期高齢者(75歳以上)となる。