辺野古移設工事に使う土砂、沖縄県・宮城島から初搬出…軟弱地盤のある大浦湾側の工事現場へ
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事に使う土砂について、防衛省は20日、うるま市の宮城島からの搬出を初めて行った。 【写真】米軍普天間飛行場
防衛省関係者によると、搬出は同日午前から開始。同島から搬出された土砂は中城湾港(沖縄市など)から船に積み込まれ、軟弱地盤のある大浦湾側の工事現場に運ばれるという。移設工事を巡っては、埋め立てに使う土砂の確保が課題となっていた。
移設を巡っては、今月、大浦湾に面した辺野古崎付近の海域で埋め立てに向けた土砂投入が始まるなど工事が本格化している。