ガザ停戦、なお隔たり 交渉再開、ハマスは譲歩拒否
【カイロ共同】パレスチナ自治区ガザの停戦交渉が3日、仲介国カタールの首都ドーハで再開した。イスラム組織ハマスの幹部は声明で、イスラエル軍のガザ撤収と恒久停戦を改めて求め、譲歩を拒否。これを否定するイスラエルとの隔たりは埋まっていないもようだ。仲介国はトランプ次期米大統領が就任する今月20日までの合意を目指すが、進展は見通せない。 イスラエル首相府によると、ネタニヤフ首相は対外特務機関モサドや軍などの専門家レベルからなる代表団を派遣した。これまでの交渉でイスラエルは恒久停戦を否定し、ガザの一部地域への軍駐留を求めている。