春季愛知大会 5つの地区予選を占う 全国屈指の激戦県、複雑な予選システムにも注目!
ベスト8に残れば夏のシード校に!
昨秋は小牧南が県大会ベスト4進出を果たした尾張地区は、34チームが8つのブロックに分かれ、トーナメントと敗者復活戦で競う。小牧南に甲子園出場実績のある誉、愛知啓成、愛知黎明あたりは比較的すんなりと勝ち上がっていきそうだ。最激戦となりそうなのは、大成と誠信が一緒になったCブロックか。誠信は吉浦 楓真投手(2年)、武政 楓生投手(1年)の2人が安定している。澤田英二監督も今季のチームにはある程度の好感触は得ているようでもある。大成も、夏に背番号1をつけていた堺 千真投手(2年)が残っている。2022年創部と新しい勢力の修文学院の戦いぶりも気になるところである。公立勢としては西春と犬山が入ったGブロックが面白い。犬山と丹羽の1回戦も好試合が期待できそうである。 春季県大会は4月9日に組み合わせ抽選が行われ、13日に開幕する。ベスト8に残れば夏の選手権はシード校として3回戦からの登場となる。夏へ向けて、少しでもいい位置で戦いたいというのは、各校とも同じ思いのはずだ。それだけに、各地区予選から好試合が期待される。