<松たか子>多部未華子、松坂桃李の3きょうだいの“分岐点”を描いた新春ドラマ 自身の人生の分岐点は「ロンバケ」だった!
俳優の松たか子さんが主演する新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」が1月2日午後9時からTBS系で放送される。今作は、松さん演じるフリーの編集者で長姉の渋谷葉子、多部未華子さん演じる30歳を過ぎてもフラフラしており、突然、韓国に行くと言い出す妹の都子、松坂桃李さん演じる江ノ島電鉄で保線員として働く弟、潮の3きょうだいと、その周囲の人々が織りなすホームドラマだ。主演の松さんに“当て書き”という葉子役について、また“人生の分岐点”となった作品などについて聞いた。 【写真特集】今年、年女の松たか子、人生の分岐点は? 新春に語った! 釜山での3人の表情も 場面カット続々
◇演出は「カルテット」の土井裕泰 脚本は「アンナチュラル」の野木亜紀子
物語は、都子が突然「韓国に行く!」と葉子と潮に告白したのをきっかけに、三者三様のきょうだいに、人生という旅路の分岐点が訪れる。それまでの「3人での幸せ」から、「それぞれの幸せ」と向き合っていく葉子、都子、潮の家族を通して、痛快でドキドキして、最後には笑顔になれる新時代のホームドラマが描かれる。3きょうだいの人生に大きく関わる人気作家の百目鬼見(もめき・けん)を星野源さん、日本のドラマ初出演のチュ・ジョンヒョクさんも出演。2024年1~3月に撮影し、韓国・釜山ロケも行った。
演出は、ドラマ「カルテット」(2017年)や映画「花束みたいな恋をした」(2021年)などを手がけた土井裕泰さん、脚本はドラマ「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)、「海に眠るダイヤモンド」(2024年)などで知られる野木亜紀子さんが担当した。
松さんは、演出の土井さんとは「カルテット」などで旧知の仲。その土井さんが「定年前にSPドラマを作りたい」と声をかけた野木さんが脚本を手がけたが、野木作品には初めての出演となる。
松さんは、「土井さんとはTBSの連続ドラマで大変お世話になっていて、その土井さんの“卒業制作”ということで声をかけていただいて、すごくうれしかった」と顔をほころばせる。