ウワサの「ランクル40×70」が超絶進化!ナンバー付きとなって再登場【東京オートサロン2024】
アイシン製ウインチなど海外向け純正アクセサリーが日本でも手に入る?
ランクルBASEのブースに飾られた、もう一台のデモカーは再販されたばかりの最新ランドクルーザー70をベースにした「ブラッククルーザー」。 こちらは、クロカン四駆のカスタマイズで知られる「JAOS」などサードパーティーのアイテムを使いながら、フロントグリルやオーバーフェンダーをオリジナル塗装するなどしてブラックに統一した新しい世界観を表現しているのが特徴。 注目は、海外向けの純正部品(オプションやアクセサリー)を適材適所的に装着しているところだ。たとえば、明るいメッキのサイドミラーは中近東仕様から流用したもので、渡河などでエンジンが水を吸い込まないようにするためのシュノーケルも海外向けの部品を加工した試作品。 フロントバンパーの交換によって全長が伸びてしまっているため、このままでは公道走行不可というが、そのバンパーは海外純正仕様のウインチ内蔵タイプというのは気になるところ。しかも、展示されているウインチ単体をみると「AISIN SEIKI」と書かれたプレートが確認できる。 なんと、トヨタ系の大手サプライヤーであるアイシン精機が作っているウインチなのだ。マニア的には刺さるポイントではないだろうか。 「ランクルマニアの方からは『売って欲しい』というリクエストが届いています。是非ともランクルオーナーの方へ届けられるようにしたいと思います」とランクルBASEのスタッフ。 グローバルに人気のランドクルーザーだけに、海外向けアイテムを使ったカスタマイズの幅は広いはず。こうしたパーツを日本でも購入・装着できるようになることを大いに期待したい。
山本 晋也