「見た目がスッキリしていて、簡単!」キャロウェイの未発売アイアンを上田桃子が高評価
キャロウェイの未発売アイアンが国内女子ゴルフ(JLPGA)のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント(8月9~11日)で契約選手らに手渡され、早速テストする姿が見られた。選手たちに新アイアンの手応えを聞いた。 キャロウェイの未発売アイアンの"秘密"
最新アイアンは「Ai200シリーズ」? アイアンにもAI設計の波が到来か!?
おさらいのために調べてみると、「APEX シリーズ」は昨年の秋に「APEX PROシリーズ」として、中空の「PRO」、キャビティの「CB」、マッスルの「MB」の3モデルが発売されている。また、21年に「ちょうどいい飛び系軟鉄鍛造アイアン」として「APEX」と「APEX DCB」が発売されていることを考えると、この「APEX」と「APEX DCB」の後継に当たるモデルなのではと推察できる。「Ai200」という刻印がネックにあることを考えると、キャロウェイが得意とするAIが設計したフェースなのではないか。
初めて手にした女子プロたちの反応は?
現在「Xフォージドスター」を使用している柏原明日架は「Ai200」と刻印されたモデルをテスト。練習ラウンドのスタート前に手応えを感じたようで、ラウンド中にシャフト交換してバランスをチェック。ホールアウト後の練習場で調整した新アイアンを再度テストした。 「今使っているモデルと違うのですが、打感が軟らかくて操作性があり、やさしく打てる印象です。いい感じです!」 柏原はやさしさを求めるタイプで、モデル違いでも新アイアンは好感触だった。
上田桃子はいまのアイアンを気に入っているためか、「新しいモデルには変えないと思いますよ」と言いながらテストを開始。ところが1球打つと、「めっちゃ、簡単ですね!」と、6番からPWまで番手ごとに打ち比べていた。 「打感が軟らかく球が止まりそうです。少しヘッドが大きい印象だけど、見た目がスッキリしていて、顔もいいです」
現在使用している「APEX」の6番と新アイアンの6番をそれぞれ構えて見た目を確認し、「グースも強くないし、やっぱりいいですね」と手応えを感じた。 「難しい日本女子オープンのようなシチュエーションで(グリーンが硬いコースで)ボールを止めたい試合はとくに使えそうですね」と、やさしさが特徴の新アイアンに納得していた。
【関連記事】
- キャロウェイの新アイアン「APEX PRO」「APEX MB 」「APEX CB」をプロが試打レポート! どんなふうに進化した?
- エースアイアンは2021年モデルの「APEX MB」! 笹生優花の最新クラブセッティング
- キャロウェイ「APEX MB」アイアン。シャープはヘッドで高い操作性と安定した飛距離を求めるゴルファーにおすすめ!【ヘッドデータは嘘つかない!】
- キャロウェイ「APEX PRO」アイアン。ややグースで、7番のロフト33度のツアーモデル。安定した弾道と飛距離が手に入る!
- ツアーモデルからの切り換えに迷ったら。ダウンブローに打っても気持ちいいキャロウェイ「パラダイム Aiスモーク HLアイアン」【ヘッドデータ分析で判明】