【高松宮記念】出走馬格付けバトル!「隠れ3部門制覇」を成し遂げた不動の軸馬候補
毎週日曜のレース終了後にお届けしている次週重賞の攻略ポイントが、装いを新たにリニューアル! 今回は3月24日(日)に行われる高松宮記念(G1、中京芝1200m)を「格」、「距離適性」、「中京コース実績」の3項目にスポットを当てて、注目馬をピックアップしていきます。 ※項目ごとに1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)で加点。最後に3項目の合計得点による総合トップ3を発表します。 ▼格トップ3 1位 ママコチャ(5P) →23年 スプリンターズS(G1)1着 2位 ビクターザウィナー(3P) →24年 センテナリーSC(香港G1)1着 3位 ナムラクレア(1P) →23年 高松宮記念(G1)2着など 1位はスプリンターズSを制したママコチャ。昨夏に芝1200m路線へ転向後、この距離では2戦2連対と底を見せておらず、高松宮記念で春秋スプリントG1制覇を目指します。 2位には前走で香港G1センテナリースプリントCを勝ったビクターザウィナー。3走前の香港スプリントC4着時はスプリンターズS2着マッドクール(8着)に先着しており、短距離馬のレベルが高い香港から遠征してきた国際G1勝ち馬だけに要注目です。 3位は23年NHKマイルC馬シャンパンカラーと判断が迷うところも、昨年の高松宮記念2着などスプリント戦における実績を考慮してナムラクレアとしました。 ▼距離適性トップ3 1位 ルガル(5P) →[1-2-0-0]連対率100% 2位 ナムラクレア(3P) →[5-1-2-1]複勝率88.9% 3位 ビッグシーザー(1P) →[5-2-2-3]複勝率75% 【参考】 ママコチャ [1-1-0-0]連対率100% ※レース数が集計対象未満のためランク外 1位は前走シルクロードS1着など芝1200mで3戦してオール連対のルガル。僅差2位となったナムラクレアは芝1200mで馬券外に敗れたのが22年スプリンターズS5着の1度だけ。3位ビッグシーザーも複勝率75%とスプリント戦では安定感抜群です。 また23年スプリンターズS1着、23年北九州記念2着と芝1200mで2戦2連対のママコチャは、集計対象が基準となる合計3戦に満たないためランク外としました。 ▼中京コース実績トップ3 1位 ママコチャ(5P) →[1-1-1-0]複勝率100% 2位 ディヴィーナ(3P) →[4-2-0-1]複勝率85.7% 3位 マッドクール(1P) →[3-0-2-1]複勝率83.3% 1位は格の部門に続いてママコチャで、中京での3戦は全て芝1600mとはいえ複勝率100%。2位のディヴィーナも同様に距離が1600~2200mながら無類のコース巧者ぶりで、どちらも実績を残すコースに替わり要注目でしょう。 逆に3位マッドクールは中京での全6戦中4戦が芝1200m。また唯一馬券外に敗れた1戦も、酷暑による熱中症で能力を発揮できなかった23年CBC賞9着とあって、ここを参考外とすれば十分狙える存在となります。 ▼総合トップ3 1位 ママコチャ(10P) 2位 ルガル(5P) 3位 ナムラクレア(4P) 総合1位に輝いたのはママコチャ。今年のメンバーでは実績最上位に加えて、高松宮記念の舞台となる中京コースでも複勝率100%です。 また先ほど紹介したとおり、距離適性部門も集計対象の3戦に満たなかっただけで2戦2連対。格付けチェックとしては「隠れ3部門制覇」とも言える不動の軸馬候補となります!
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