掃除が進む「間取りつきリスト」。”ついでに”の感覚で少しずつできる
12月に入り、「大掃除」関連のニュースをよく見かけるようになりました。しかし、効率よく作業を進めるのは意外と難しかったりしますよね。家計改善コンサルタント・アドバイザーの高木瞳さんも以前は大掃除に悩みを抱えていましたが、「間取りつきの大掃除リスト」を作成したことでも問題が解決されたそうです。今回はこの”間取りつき大掃除リスト”についてご紹介します。
とにかく“悩み”が多かった大掃除
以前は、大掃除の際に「どこから手をつけるべきかわからない」「やることが多すぎて、優先順位をつけるのが難しい」といった悩みをもっていました。また、日々の家事や育児が忙しいと、掃除のためのまとまった時間の確保も難しいですよね。 あとは、余裕をもって始めたはずなのに結局年末ギリギリまで終わらず、次々あとからあとからやることが見つかり、上手くペース配分できずにどこまで進んだかわからない…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そういう理由もあり、なかなか上手に段取りを組んで進められず、「やってもやっても終わらない!」と毎年苦痛でした。そこで、いろいろな方法を試した結果、これなら捗る! という方法にたどり着いたので、今回はご紹介します。
●リストのつくり方
・家の間取りを簡単に書く、もしくは図面がある場合はコピーする。図面は正確である必要はないので、線が曲がっていても広さなどズレていてもOK。 ・間取り図の横に、掃除の内容を書いていく。 ・年末のゴミの回収日、リサイクルショップに行くなどの予定も書いておく。 ・だいたいの作業時間を横に書く。 ・作業して終わったら塗りつぶす。 ・終わった箇所は間取り図も塗りつぶす。
すき間時間を活用して効率よく大掃除
このリストを塗りながら使っていくと、なにが終わっていないのかが可視化されます。また、横に書いた時間をみて、「今は15分あるからここだけ掃除しよう」などすき間時間を活用して効率よく進められるようになりました。 まとまった時間を取るのが難しいときは、たとえばキッチンでは料理して煮込んでいる数分の間に冷蔵庫の中を1段ふく、お風呂では入浴中に鏡のウロコ取りを少しずつするなど、「ついでに」の感覚で少しずつ進めています。このちょこちょこ掃除も“チリツモ”で効果があり、リストを塗るのが楽しみでキリのいいところまでがんばれています。 このリストを作成したことで、家族もどこが終わってないのか一目瞭然。掃除の分担がしやすくなりました。全体の何割が終わったのかも直感的に分かるので、ペース配分しながら作業することができます。終わりが見えるようになり、モチベーションも維持できるようになりました。 大掃除が大変だと感じている方はぜひ「間取りつき大掃除リスト」を活用してみてくださいね。
高木瞳(ぽこりんママ)