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19日の朝、衝撃的なニュースが入った。日産とホンダの経営統合だ。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「両社は経営統合に向けた協議に入ったと報じられました。一瞬目を疑ったという人も多いのではないでしょうか? EVや自動運転で先をゆくライバルに対抗するための統合とも言えるのかもしれません。巨額の投資や技術の共有が叶いますからね」。 競争力向上を目論んでいることは間違いないだろう。 「若者たちの車離れもありますし、両者は中国やアメリカでの販売に苦戦している現状もあります。今後の推移が気になりますね」。 今回お話を聞いたのは車の車種でマウントを取られてしまったと話す専業主婦の証言だ。 -----------------------------------------------------------------------------

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豊野スズカさん（仮名・42歳）は、4人の子供を育てる母だ。毎日の食事に洗濯、送迎でてんてこ舞いだと話す。 「専業主婦になって今年で15年です。1人目を産んだ時点では仕事に戻る気持ちもありましたが、立て続けに4人デキちゃって、結局それどころではなくて。本当に毎日忙しくてやることいっぱい。専業って暇というレッテル貼られちゃいますけど、事実はそんなことないんですよ」。 そんなスズカさん。子供の習い事の送り迎えや帰省には車を使っていると話す。 「子供が4人もいると交通費がとにかく高くつくんで、結局は車になります。家族6人が乗れる車、それでいて使い勝手のいいものとなるとやっぱりファミリーカーになりますね」。 いわゆるミニバンを愛用しているそう。 「実は私はペーパードライバーでした。ただ、子供が大きくなるにつれて習い事の送迎が多くなって、一念発起してまた車に乗り始めたんです。それ以来、ずっとノアに乗ってきました。当初はぶつけたり、擦ったりもしちゃったので見すぼらしい見た目ですけど、移動はできるんで、全然困っていはいませんでした。でも徐々に故障などが出てきて、今年買い替えることになったんです」。 スズカさんファミリーに新車を買う余裕はなかった。 「実際、そこまでこだわりもなくて。車なんてただの移動手段ですから。夫は営業職で会社までは電車通勤。会社では軽自動車に乗っています。だから、普段マイカーに乗るのは私がメインです。そんなこともあって、何か手頃な車はないか探していたら、中古でステップワゴンを見つけたんです」。 ステップワゴンは新車だと300～400万円台だ。