ホンダの博物館“コレクションホール”が3月1日にリニューアルオープン! 展示内容はどう変わる?
ホンダは、栃木県の「モビリティリゾートもてぎ」にある博物館「ホンダコレクションホール」を、2024年3月1日にリニューアルオープンする。今回のリニューアルでは「夢と挑戦の物語」が体感できる展示物が用意されているという。 【画像】リニューアル後初の企画展で展示される超レアな車両がこちら!
リニューアル後の常設展はこうなる!
ホンダ創業50周年を記念して設立され、クルマ・バイク・パワープロダクツなどを展示した博物館「ホンダコレクションホール」が昨年、設立25周年を迎えた。そこで、ホンダはコレクションホールを改装のため2023年12月4日から閉館し、2024年3月1日に再オープンする。リニューアルポイントとして、「夢と挑戦の物語」の体感にテーマを改め、ホンダのフィロソフィーや歴史を視覚と聴覚で楽しめるよう、展示内容をグレードアップさせているという。 コレクションホールに入館すると、1階のエントランス正面にあるガラスのモニュメントはそのままに、小型ビジネスジェット「HondaJet EliteⅡ」の実物大モックアップが新たに展示され、機内への乗り込みも可能になった。また、ここではハンズフリーのパーソナルモビリティ「UNI-ONE」を試乗することもできるという。 常設の製品展示コーナーでは、創業~1970年前後、1970年前後~1985年前後、1985年前後~2000年代、2000年代以降の4つの時代ごとにフロアを分け、各時代の象徴するモビリティなどが展示される。また、音声ガイドも新たに用意され、スマホ等で二次元コードを読み込むと、ホンダの夢と挑戦の物語についての説明を聴くことができるようになっている。 ■創業~1970年前後 2階の南フロアでは、浜松の小さな町工場で開発した自転車用補助エンジンから、事業開始、マン島TTレース出場、スーパーカブの発売など、ホンダの創業時代を体感できる展示内容となっている。 ■1970年前後~1985年前後 2階の北フロアでは、自動車市場へ参入を果たし、ホンダのF1時代を彩ったマシンを多数展示。初代シビックや二輪のレーシングマシンも展示されている。 ■1985年前後~2000年代 3階の南フロアでは、つぎつぎと新製品が誕生した時代の裏側の話として、ホンダ初の3ナンバーサイズセダンや新世代のスポーツカーNSXなどの開発ストーリーが紹介される。 ■2000年代以降 3階の北フロアでは、ASIMOなどのロボティクス技術や航空機界への参入などが紹介され、二輪・四輪以外にも領域を広げ、挑戦しつづけるホンダの姿勢を再確認することができる。
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