【侍ジャパン】投打で圧倒し8回コールド勝ち 早川隆久が5回完全投球 打線は13安打10得点 3連勝で決勝戦へ弾み
◇アジアプロ野球チャンピオンシップ2023 日本10-0オーストラリア(8回コールド)〈18日、東京ドーム〉 侍ジャパンは、オーストラリアに13安打10得点で8回コールドで勝利しました。 初回に今大会初出場の藤原恭大選手にヒットが飛び出すなど、いきなり1、2塁のチャンス。すると、3番の小園海斗選手のタイムリーで先制します。さらに3回には岡林勇希選手の今大会初ヒットが飛び出すと、万波中正選手のタイムリースリーベースなどで追加点。7回には石橋康太選手のタイムリーなどで得点を重ねます。 一方、先発の早川隆久投手は圧巻の投球。初回を三者凡退に切り抜けると、2回以降は4者連続三振を記録するなど、オーストラリア打線を完封。5回63球無安打7奪三振無四球無失点と1人のランナーも出さないパーフェクト投球をみせました。 6回から登板した吉村投手は、5人の打者を相手に完璧に抑える好リリーフ。7回2アウトからは3番手の佐藤隼輔投手がマウンドへ。フルカウントから、この日初めてランナーを許し、続くバッターにも連続四球。さらに続く打者に初ヒットを浴び満塁のピンチを背負います。それでも、ここは佐藤投手が粘りの投球をみせ、無失点で切り抜けました。 すると直後の攻撃で、野村佑希選手が2点タイムリーツーベースを放ち、10点目を記録。8回の守りで4番手の清水達也投手が無失点に抑えると、大会規定によって、8回コールド勝ちを決めました。 投打に圧倒し3連勝を飾った侍ジャパン。19日の決勝に弾みをつけています。