マンUレジェンド、スタムはテン・ハーグがまだ信頼できない?「彼は去るべき」「チームがひどかったと正直に言ってもいい」
昨季は8位に終わってしまった
いよいよ開幕するプレミアリーグは、金曜の夜に一足先に開催されるマンチェスター・ユナイテッドとフラムの一戦で幕を開ける。 昨シーズンの8位という屈辱の順位を返上すべく、プレシーズンにはピッチ内外で積極的な動きを見せ、新加入選手も加わったユナイテッド。しかし同クラブのレジェンドでもあるヤープ・スタム氏は、エリック・テン・ハーグ監督のことがいまひとつ信頼できないようだ。『William Hill』のポッドキャストで、評論家のサイモン・ジョーダン氏と対談した同氏は次のように語っている。 「テン・ハーグにとってユナイテッドでの3年めだが、彼は去るべきだと思う。彼はまだ少し助けを必要としているから、新しい契約にサインしたのは良いことだと思うが」 「彼は自分自身を、そして昨シーズンの結果を振り返る必要がある。彼らが良いサッカーをしたという彼の意見に、私は常に同意するわけではない。監督として選手たちと向き合い、プレッシャーを軽減して助けてあげる必要があることは理解しているよ。とはいえ、監督として正直に、チームのプレイがひどかったと言うのもまた良いことだ」 スタム氏は昨シーズンの結果が受け入れられないようで、テン・ハーグがやっているサッカーの内容にも大いに疑問があるという。とはいえ、チームが大きな改革を行っていることは肯定的にとらえているようで、特にコーチ陣を一新したことがチームに良い影響を与えると見ているようだ。 「彼(テン・ハーグ)は今シーズン、ステップアップする必要がある。クラブのスタッフには多くの変化があったから、それが彼らに とってどのように働くのか興味がある」 同氏は決してテン・ハーグを嫌っているわけではなく、アヤックスで結果を残したことや、それを買われてプレミアのトップチームを任されたことについても驚くべきことではないと語っている。レジェンドによる叱咤激励をテン・ハーグはどう受け止めるか。今季こそユナイテッドには結果が求められている。
構成/ザ・ワールド編集部