悲願のリーグ制覇へ、アルテタ監督「強化したいポジションがあることは明らか」選手層の厚みを求める
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、マンチェスター・シティのプレミアリーグ5連覇を阻止するため、アーセナルには選手層の厚みが必要と考えている。イギリス『Mirror』電子版が伝えている。 【動画|アーセナルのプレシーズン】ロンドンからロサンゼルスに移動するウーデゴールら選手一同 アルテタ監督率いるアーセナルは、過去2シーズン続けて2位に終わりプレミアリーグ王者の座をマンチェスター・Cに譲っている。しかしながらアルテタ監督の就任以降、着実にチームは強化されておりマンチェスター・Cとの差を埋めている。 昨夏の移籍市場でデクラン・ライス、カイ・ハヴァーツ、ユリエン・ティンバー、ダビド・ラヤを獲得し、チームのアップグレードを図ったアルテタ監督だが、より厚い選手層を欲しているようだ。記者団から「陣容強化の必要性」を問われたアルテタ監督は以下のように答えている。 「(スカッドを)強化する必要がある。このリーグで完璧を求めるなら、違った基準が必要だ。我々はあらゆる分野で向上しなければならないし、まさにそれをしようとしているところだ」 現在アーセナルは、ボローニャに所属するイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリの獲得が間近に迫っている。さらにレアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノにも関心を示しているとされ、各ポジションの強化を目論んでいる。続けてアルテタ監督は新戦力加入の可能性について「わからない。エドゥ(スポーツディレクター)と首脳陣の問題だと思う」としながらも、次のように語っている。 「しかし強化したいポジションがあることは明らかで、チームにより良い人材を投入したいと考えている。我々は最善を尽くすが、最も重要なことは所属している選手に愛情を注ぎ、彼らの進歩を願うことだ」 新シーズンに臨むアーセナルは、マンチェスター・Cの連覇を阻み、2003-04シーズン以来のリーグ制覇を叶えることはできるのだろうか。アーセナルは8月17日にウルブスとの一戦で、プレミアリーグ開幕を告げる。
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