タイガー・ウッズがチャーリーとプロアマ戦出場 軽快に18Hプレー「日々良くなっている」
21日に開幕する「PNC選手権」(米フロリダ州オーランド)に出場するタイガー・ウッズ(米国)が、パートナーの長男チャーリー(15歳)とともにプロアマ戦に登場。7月の「全英オープン」以来となるプレーを披露した。 【写真】タイガー・ウッズと松山英樹 「今週は『試合』モードじゃないんだ。これはスクランブルの大会。まだ試合に出られるレベルのショットじゃないけれど、これは戦うための準備だ」とウッズは語り、リラックスした表情で18ホールを歩いてプレーした。 今季は2月に「ジェネシス招待」とメジャー4大会に出場したのち、9月には6度目となる腰の神経を修復させる手術を敢行した。 2週前にウッズが主催した「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」(12月5~8日・アルバニー・バハマ)は「まだ準備が整っていない」として欠場したが、この日のプレー中に見せた足取りは以前よりも軽快。「今年は本当に足よりも腰痛に悩まされていた。手術を受け、状態はとても良くなった」と回復の順調さを明かした。 ゴルフの状態については、「試合に出場できるようになるにはまだ時間がかかりそうだが、日々良くなっている。今は少しずつ直しているところ。数週間では劇的な変化はないかもしれないが、数カ月でかなりの進歩を感じられるだろう」と復活への手応えを見せた。プロアマ戦でも安定したドライバーショットに加え、アイアンショットも光った。 5年連続出場のタイガーとチャーリーのペアは、21日にジャスティン・レナード(米国)、息子のルークのペアとともに午前10時44分(米東海岸時間)にスタートする。(文・武川玲子=米国在住)