世界6位ガウフ、コーチとの関係解消へ 多忙極めた夏に成果出ず<女子テニス>
コーチ関係終了へ
女子テニスで世界ランク6位のC・ガウフ(アメリカ)とコーチであるブラッド・ギルバートがコーチ関係を解消した。18日にギルバートがSNSで報告している。 【ココ・ガウフ 選手詳細情報】 約1年2ヵ月にわたりコーチと選手の関係だった両者。この期間でガウフは計4つのツアー大会を制覇した。また、四大大会では昨年9月に全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で初のグランドスラム優勝を経験。今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でもベスト4に進出した。 しかし、大会2連覇を目指し出場した全米オープンでは4回戦でE・ナヴァッロ(アメリカ)に敗北。世界ランクも3位から6位に下がってしまっていた。 ギルバートはSNSで「ココ・ガウフとチームのみんなで2023年の夏を素晴らしいものにし、14ヵ月にわたる素晴らしいチームをありがとう。ココ、君はまだ20歳の若さだが、未来は信じられないほど明るい」とつづった。 コーチ関係の解消について、ガウフはメッセージを発信していないが、全米オープンの敗戦後の会見で「私が望んでいた夏ではないです。自分を責めるつもりはないですし、こんなのダメだ、とは思わないです。もっといい結果を期待しているけど、結局このような結果になってしまいました」と話していた。 20歳のガウフは今年の夏、パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)にも3種目で出場しメダルに届かず。また、アメリカ代表全体としての旗手を務めるなど多忙を極めていた。