AirTagよりも優秀な点とは?紛失防止タグ「Tile」新型は実用性アップも一長一短
AppleユーザーはAirTag買いましょう。音が鳴るのは魅力。
Tileがスマートフォンから離れたときに自動で通知する「スマートアラート」や30日間のトラッキング履歴はTile Premiumとよばれる月額360円の有料会員しか使えません。競合製品のApple AirTagやMAMORIOでは標準機能として提供されているうえに、必要ないのにしつこく勧誘するUIは見劣りします。 なお、今回の2024年モデルでは「Life360」とよばれる位置情報アプリとの連携が可能になりました。緊急時にタイル本体のボタンを3回押すことで、指定した連絡先に位置情報付きの「SOS通知」を送信することができ、紛失したアイテムの発見確率が向上します。なお、前述した通りTileにはBluetooth機能しか持たず、周囲にTileやLife360のユーザーがいることが前提になるため、地方での活用は難しそうです。 まとめるとメリットは 音で知らせるから見つけやすく、モデルチェンジでより広範囲に探せるように ボタンが押しやすい 電池交換できるモデルあり モデルによっては穴がありキーホルダーみたくリュックや鍵に付けやすい 一方のデメリットは アプリの常時起動が必要 有料機能が多くしつこい といったところでしょうか。 筆者個人の活用方法としては、接着できるモデルをリモコンに貼り付けています。時折発生する「リモコンどこだっけ?」のようなシチュエーションで、行動を振り返ったり動き回る必要なく、Tileに頼ることができるのは探す手間が減り使える印象でした。 あとiPhoneやAppleデバイスユーザーはよほどの理由がないならAirTagをお勧めします。同価格帯でもデバイス連携は雲泥の差です。
市井