【最新志願動向】関東・甲信越の高校生の「志願したい大学」ランキング! 2位は「早稲田大学」、1位は?【2024年調査結果/リクルート進学総研・所長の分析】
リクルートが運営するリクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため「進学ブランド力調査2024」を実施し、その結果を発表しました。今回の調査では、全国を7つのエリア(関東甲信越・東海北陸・関西・北海道・東北・中四国・九州沖縄)に分けて調査を実施しています。 【画像:ランキング20位~1位を見る】 本記事では、そのなかから関東甲信越エリアの高校生を対象とした、志願度の高い大学を紹介します。ランキングの前に、まずは高校生の志願動向について、リクルート進学総研所長の分析を見ていきましょう。 ※高校生が最終的に受験校を絞り込む前段階における「志願したい大学」を聞くことを目的としているため、調査時期は、高校3年に進級した直後の4月となっております。 (出典元:「進学ブランド力調査2024」 リクルート進学総研調べ)
●【リクルート進学総研の小林所長はこう見る】関東・甲信越の高校生の最新志願動向
全体的に見て、都市部に位置するアクセスの良い、大規模総合大学が高い人気です。特に首都圏は多くの学部ラインアップを持つ私立の総合大学が数多く存在し、ランキングの上位を私立大学が占めています。全国で最も私立大学志向の高いエリアとなっています。これまでも1位を明治大学と早稲田大学が競ってきましたが、今回の調査では明治大学がトップとなりました。 大学選択の際の重視項目アンケートでは、「学生生活が楽しめそう」が1位となっており、コロナ禍の収束を受けて、特に充実したキャンパスライフへの高い期待が感じられます。 続いて、大学卒業後を意識した「就職に有利そう」が2位、3位は「自分が成長できそう」という結果でした。進学先を考える高校生にとっては、学びだけでなく、卒業後の進路や自身が成長できる大学かといった観点も、大きな判断基準になっているようです。
●第4位:法政大学
同率第4位は、「法政大学」でした。法政大学は、1880年に創設された東京法学社を前身とし、現在は15の学部を擁する総合大学。市ケ谷キャンパスの玄関口の役割を果たしている富士見ゲートは、学習と交流の場として多くの学生に利用されています。