都会で「ご近所への挨拶」はみなさんしているのでしょうか?都内マンションへの引越しが決まりましたが、挨拶回りはすべきですか?
引っ越しが決まったらやらなければならないことはたくさんあります。新居でのご近所への挨拶回りについても考えておく必要があるでしょう。 特に、都会だと近所付き合いの機会が少ない場合も多いため「挨拶回りはしない」という人もいるようですが、実際はどうすべきか悩む人もいるかもしれません。 本記事では、引っ越しの際に隣人へ挨拶をする必要性について、挨拶に行く場合の範囲や持参する手土産の選び方も含めてご紹介します。
引っ越しの際に挨拶は必要?
引っ越し時の挨拶については明確な決まりがあるわけではないため、行くか行かないかは人それぞれのようです。 株式会社エイチームライフデザインが実施した調査によると「引越し後、近所に挨拶品を渡しましたか?」という質問に対して、49%が「渡した」と答えています。うち、戸建てに引っ越した人が60%以上、集合住宅に引っ越した人が40%以上の割合で挨拶品を渡しているようです。 地域別に見た場合では、首都圏では41%が「挨拶品を渡す」と答えています。今回の事例では「都内マンションへ引っ越す場合も挨拶回りをすべきか?」ということですが、半分近くの人が挨拶をしていることが分かります。 残りの半数以上の人は挨拶品を渡していないようですが、その理由としては「ご近所付き合いをしないから」「新型コロナウイルスの感染防止対策」「防犯対策」などが挙げられているようです。
引っ越しの挨拶に行く範囲は?
引っ越しの挨拶をするにあたって、どこまでを範囲とするかで迷う人も多いでしょう。挨拶の範囲については、戸建てかマンションかで考え方が異なることもあるようです。 戸建ての場合は「向こう三軒両隣」つまり、向かい側の3軒と両隣の2軒に挨拶をしておくことが望ましいとされています。さらに、後ろ側の家にも挨拶をしておくとよいでしょう。普段から顔を合わせる機会が多く、町内会が一緒になる可能性も高いと考えられるため、最初にしっかりと挨拶をしておくことで円滑な近所付き合いができるかもしれません。 マンションのような集合住宅の場合は、両隣と上下の部屋へ挨拶をしておくことが望ましいとされています。生活音や子どもがいる家庭では足音などが原因で騒音トラブルが発生する可能性があるため、事前に挨拶をして迷惑をかけることになるかもしれない旨を伝えておくと安心でしょう。