出雲駅伝、14日号砲 駒大・伊藤の力走に注目 優勝争いは青学大、城西大が軸か
大学三大駅伝の一つで駅伝シーズンの幕開けを告げる第36回出雲全日本大学選抜駅伝競走が14日、出雲市の出雲大社正面鳥居前をスタート、出雲ドーム前をゴールとする6区間45・1キロのコースで開かれる。21チームが参加し、今年の箱根駅伝を制した青学大、同駅伝3位の城西大を軸とした優勝争いが予想される。山陰両県出身者では駒大の伊藤蒼唯(3年、出雲工高出)らの走りに注目が集まる。 【出場チーム一覧】出雲駅伝、14日号砲
青学大は関東インカレ男子2部5000メートルで優勝した鶴川正也、昨年の出雲駅伝と今年の箱根駅伝で2区区間賞の黒田朝日、箱根駅伝3区区間賞の太田蒼生らがけん引する。城西大は前回大会3区区間賞のヴィクター・キムタイら上位3人の1万メートル平均タイムが27分台。関東インカレ男子1部1万メートル2位の平林樹にも力がある。 3連覇を狙う駒大は、前回大会1区区間賞の篠原倖太朗ら優勝を経験した選手が3人残るのが強みだ。大阪マラソンを初マラソン日本最高記録で優勝した平林清澄を擁し総合力の高い国学院大、外国人選手に力のある創価大などが追う。 山陰両県出身者は伊藤、広島経大の佐々木昴(2年、米子松蔭高出)、いずれも広島大の遠藤浩太郎(2年、米子東高出)、橋井佑空(2年、石見智翠館高出)の4人がエントリーした。 レースは午後1時5分にスタート予定。