「W杯女王」澤穂希が「現場復帰」する日は来るか、本人は「指導者としてはない」と断言するが…
「2011年のメンバーはまだ現役の選手が多いんですよ。みんなしぶといなって言って、みんな笑ってるんですけど。でもそれだけプロとして長くやれるには普段からの生活の仕方とか、すごくいいと思うので、もっともっと長く続けてほしい。2011年のメンバーの誰かが監督になってほしいなって思ってて。それを支えたいなとは思ってます」
現場に来てくださいという声があったら、もしかしたら?
「2011年のメンバーが監督になったときにぜひ一緒にやりたいなとは思っています。指導者としてはないですけど、関わる人としてはいたいかな」
プロフィル
澤穂希(さわ・ほまれ)
15歳で日本代表入りし、五輪に4度、W杯に6度出場。2011年W杯ドイツ大会での初優勝に貢献し、国際サッカー連盟(FIFA)女子年間最優秀選手にアジアで初めて選ばれた。なでしこジャパンとして国民栄誉賞も受賞。12年ロンドン五輪で日本女子サッカー史上初のメダルとなる銀メダル獲得。15年W杯カナダ大会準優勝にも貢献し、同年に現役を引退した。日本代表通算205試合の出場で83得点。1978年生まれ。東京都出身。