人気アドベンチャーバイク「Vストローム」1100台集結 浜松・スズキ本社で交流会
スズキは10日、街乗りから長距離ツーリング、未舗装路まで多様な走行シーンに対応する人気アドベンチャーバイク「V─STROM(ブイストローム)」のユーザーミーティングを浜松市中央区のスズキ本社で開いた。2014年の初開催から10周年の節目。全国から約1100台が集まり、親睦を深めた。 2002年に海外で発売したブイストロームの現在のラインアップは5機種8モデル。交流会は国内での650CCバイクの発売を機に始まった。初回は約400人規模の参加だったが、特徴的な〝クチバシ〟状のフロントデザインや17年の250CCモデルの投入などで裾野が広がり、今回は約1500人が集結した。 直接ユーザーと交流した鈴木俊宏社長は「根強いファンがいて、ブイストロームを愛してもらっている。今後も大切にバイクづくりをし、成長させていく」と語った。本社での開催は手狭になったため、来年はより広い会場に移すという。 設計者のトークショーや初回から連続参加する皆勤者の表彰も行われた。平塚市から650CCバイクで訪れた鳥海正晴さん(65)は「魅力は『乗りやすい』に尽きる。一堂に会する場で仲間のバイクを見られて楽しい」と話した。
静岡新聞社