スタイリストが旅行先でよく着る服「ふだんの着回しにも生かせる」選びのポイント
旅先に持っていくのはどんな服? 限られたワードローブでもオシャレを楽しみたい旅先。アウトドア、ドライブやちょっとそこまで、のワンマイル的コーディネートまで。スタイリストたちに、そんなシチュエーションに応じたオススメのコーディネートをヒアリング。 ≫【コーディネート写真・スタイリストたちに聞いた「トランク1つで5日分」のスタイル▶全15スタイルの一覧】 「ふだんの着回しにも生かせる」 旅行やアウトドアもオシャレに過ごせる服の選び方 【STYLIST MEMBERS】 (渡邉恵子さん)品がいいのに親しみやすいシンプルスタイルが鉄板。 (岩田槙子さん)モードなのにきちんと感もある、バランスのとれたスタイリングが得意。 (船戸唯さん) カジュアルなのに品よく、キレイめなのに親しみやすいスタイリングが好評。
【服は少なく・小物を活用】 「旅行に出かけるときはなるべくシンプルな服を数少なくしぼり込みます。そのぶんロゴ入りのサブバッグやキャップなど小物は多めにうまく活用。さし色になるアイテムで気分転換を忘れません」(スタイリスト・船戸唯さん) (気温差や行先によっても小物でアレンジしやすいセット) 薄色デニムのハンサムさをとことん生かす気楽な黒。「ほどよくクラッシュした薄色デニムのラフなクールさを引き出すため、デニム以外を黒で統一。キャミソールとサンダルで気楽に。気温やシーンに応じて、足元はスニーカーやぺたんこパンプス、大判ストールや羽織モノをアレンジするだけ」(スタイリスト・船戸唯さん) 【1枚で数役こなせる服を中心に】 「しっかり旅行を楽しむ派ですが、スタイルはラクをしすぎず、きちんと感をキープしたい。ふだんは黒が多いので旅では意識的に少なめに」(スタイリスト・岩田槙子さん) (部屋着兼用の小花柄ワンピース) 小物づかいで「楽してる」ように見せない。「小花柄のコットンワンピはお出かけにも、ホテルでの部屋着・パジャマにもなるマルチアイテム。素材がソフトなシワ加工で、アイロンがけも不要。レザーバッグ、ベロアサンダルを添えるだけできちんと清楚に」(スタイリスト・岩田槙子さん) 【アウトドアには機能性の高いアイテム】 「キャンプやアウトドアに出かけるとき、動きやすさはもちろんですが、汚れてもいい服、洗ってもすぐ乾く素材や、撥水加工・抗菌加工などの機能面を重視して選んでいます」(スタイリスト・渡邉恵子さん) (品のいいショルダーバッグをアクセントに) ショートパンツをボーイッシュに転ばせないバッグの存在感。「ショートパンツでボーイッシュになりがちなところをトラディショナルなハンティングバッグで格上げ。ストラップを短めにしてフィット感を高めると疲れにくい。足元はコンフォートサンダルでリラクシーに」(スタイリスト・渡邉恵子さん)
Composition&Text_GISELe