なぜ獲ったの…。G大阪、謎すぎた歴代外国人選手6人。スペインの大物も韓国の逸材も不発
FW:ゼ・カルロス(ブラジル) 生年月日:1983年4月24日 在籍期間:2010年~同年8月 Jリーグ成績:1試合0得点 ブラジル人のゼ・カルロスは、アジアでの実績は十分だったが、日本では全く活躍しなかった助っ人FWだ。 ゼ・カルロスは、2004年に韓国の蔚山現代でKリーグ19試合に出場して14得点を挙げた。2006年にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で5得点を挙げ、全北現代の優勝に貢献するなどしたストライカーだ。 しかし、2010年に加入したガンバ大阪では、登録上の体重が85kgだったが、100kg近い状態で来日し、しばらく減量を命じられた。第4節のベガルタ仙台戦でJリーグデビューを果たし、ACLでは3試合に途中出場して1得点を挙げたが、信頼をつかむことができずに4月以降はピッチに立つことがなく、夏に退団している。 ゼ・カルロスはその後、2012年にブラジル2部でシーズン27得点を挙げて得点王に輝いている。コンディションさえ整っていれば、行く先々で結果を出しているだけに、ガンバ大阪にとっては悔やまれる失敗補強だったかもしれない。
DF:ミネイロ(ブラジル) 生年月日:1981年12月5日 在籍期間:2008年2月~同年12月 Jリーグ成績:2試合0得点 2008シーズンにガンバ大阪に加入したミネイロは、ファンの心をつかんだものの、ピッチではほとんど出番がなかった。 ミネイロは、ブラジルの名門インテルナシオナウから期限付き移籍で加入したサイドバックの選手。シーズン開幕前にハワイで行われたパンパシフィックチャンピオンシップ2008からアグレッシブな姿勢を見せ、突破力に高い期待が集まっていた。 ただ、攻撃的なスタイルがチームのバランスとして難しかったのか、シーズン序盤はベンチから試合を見守ることに。5月にサテライトリーグの試合で負傷して長期離脱となると、Jリーグデビューは結局9月末の東京ヴェルディ戦だった。 陽気なキャラクターでチームを活気づけ、ファンにも愛されたミネイロだったが、カップ戦を含めてもシーズンで公式戦5試合の出場では、助っ人外国人としてはハズレと言わざるを得ないだろう。
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