なぜ獲ったの…。G大阪、謎すぎた歴代外国人選手6人。スペインの大物も韓国の逸材も不発
DF:エブソン(ブラジル) 生年月日:1990年12月9日 在籍期間:2014年1月~同年6月 Jリーグ成績:0試合0得点 2014シーズンはガンバ大阪が大きな成功を収めたシーズンだったが、エブソンの加入は全くと言っていいほど効果がなかった。 2013シーズンのJ2で優勝してJ1に戻ってきたガンバ大阪は、移籍市場で守備の強化に着手した。その目玉補強として、ブラジルのコリンチャンス・アラゴアーノから191cmの長身DFであるエブソンを迎えたが、開幕からベンチ外が続くことになっている。 エブソンのガンバ大阪デビュー戦は、4月16日のヤマザキナビスコカップ・サガン鳥栖戦だったが、そのときも89分からの途中出場。結局、ガンバ大阪でのプレーはこの数分間のみに終わった。 エブソンは1年の期限付き移籍だったものの、夏で打ち切りとなり、カマタマーレ讃岐に加入。讃岐では公式戦110試合に出場した。その後はサウジアラビアとタイでプレーしており、33歳となった現在は、タイ3部リーグのマハーサーラカームに所属しているとのことだ。
MF:ガレアーノ(ブラジル) 生年月日:1972年3月28日 在籍期間:2003年1月~同年8月 Jリーグ成績:5試合0得点 ブラジル人のガレアーノは、2003年にガンバ大阪に加入した守備的MFだが、リーグ戦の出場はわずか5試合だった。 助っ人外国人として期待されたガレアーノは、開幕戦から先発出場したが、いまいちフィットしなかった。第3節・大分トリニータ戦で前半終了後に交代を命じられると、その後はほとんど起用されることがなくなり、1stステージ終了後に退団。トルコのアンカラギュチュに加入して、日本での挑戦を終えた。 2003シーズンのガンバ大阪では、ガレアーノのほかに、パラグアイ代表としてワールドカップにも出場したチキ・アルセも加入したが、こちらもほぼインパクトを残せず、1年でクラブを去っている。2002シーズンと2004シーズンのJ1で3位だったガンバ大阪は、2003シーズンが10位だった。補強した助っ人の不発が、クラブの成績に影響したと言えそうだ。