セビージャ監督キケ、バルセロナのチャビ解任に「こんなこと言ってはいけないが…バルサはレジェンドの扱いがひど過ぎる」 | ラ・リーガ
セビージャのキケ・サンチェス・フローレス監督が、バルセロナのチャビ・エルナンデス監督解任について、辛辣な言葉を口にしている。 バルセロナは24日にチャビ監督の解任を発表。ジョアン・ラポルタ会長は1カ月前、今季限りで退任する意向だったチャビ監督を慰留して思いとどまらせたが、同監督がその後クラブの財政難によって補強や成果を挙げることの難しさを説き、その発言に激怒して解任に踏み切ったとされる。 スペイン、ひいては世界中に衝撃を与えたこの解任劇だが、バルセロナの今季最後の対戦相手、セビージャのキケ監督が同クラブのレジェンドの扱い方に異議を唱えた。 今季限りでセビージャを後にすることが決定しているキケ監督は、現インテル・マイアミFWリオネル・メッシの退団の引き金にもなり、ロナルド・クーマン前監督のことも強硬な態度で解任していたラポルタ会長率いるバルセロナについて、次のような見解を述べている。 「次の試合でまたチャビと話をするよ。私たちはいつも素晴らしい形でコミュニケーションを取っている。しかし……こんなことを私が言ってはいけないのだろうが、バルセロナのレジェンドの扱いはひど過ぎる。むごいことだし、悪い流れが続いている」 「クーマン、メッシ、そして次にチャビだ。なんてひどいことなのだろうか。クラブにはレジェンドを丁寧に扱ってほしい。彼らはサポーターとクラブをつなぐ存在なのだから」 「チャビはバルセロナを愛している監督だ。彼は選手として多くの素晴らしいことを成し遂げ、監督としても良い仕事を実現していたよ」
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