開発期間およそ3年! ブランド初のアラーム機能&GMT表示を搭載した限定ウオッチが間も無くリリース開始
本機の心臓部には、ブランド初の自社製ムーブメントやGMT用のハイ・コストパフォーマンス・モジュールを開発したR&D部門、パトリック・ラボのリーダーであるフィ・ヴァン・トラン氏が担当し、設計から開発まで約3年もの年月を費やした自社製ムーブメント、キャリバーRR7379を内蔵。時刻表示とアラーム機能のために2つの香箱が搭載され、各々に格納しているローターが右回転時には時刻表示用のゼンマイ、左回転時にはアラーム用のゼンマイを巻き上げる革新的なシステムを採用している。シースルーバック仕様のため、象徴的な“RR”ロゴがあしらわれた両方向巻き上げ式ローター、1秒間で4往復回転のリズムを正確に刻むテンプ、削り出しのハンマーがゴングを超速で叩いてアラーム音を鳴らす様子まで存分に楽しめるのも、本機の大きな魅力といえるだろう。
「ロードマスター モデルA」は、すでに国内では、ボール ウォッチの日本公式オンラインブティックで受注販売を開始しており、先着順にてシリアルナンバーも選択可能となる。ボール ウォッチらしいタフネスなルックスでありながら、繊細かつ高度な技術を必要とするアラーム機能を実装したスペシャルピースとあって、世界333本の限定生産の希少性も含め、多くの時計愛好家から注目を集めることは間違いなさそうだ。
ボール ウォッチ「ロードマスター モデルA」
Ref.DA9100C-S1J-BKR 88万円 スペック:自動巻き(Cal.RR7379)、毎時2万8800振動、45時間パワーリザーブ。904Lステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。サファイアクリスタル風防(反射防止加工)。直径41mm、厚さ15.2mm。質量約189g。10気圧防水。世界限定333本。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。限定モデルは完売の可能性があります。
Text/三宅裕丈