東証「大発会」取引はマイナススタート “トランプ政権発足”影響懸念も
日テレNEWS NNN
東京証券取引所では新年恒例の「大発会」が行われ、2025年の取引が始まりました。中継です。 取引開始前に行われた大発会では、加藤財務相らが「五穀豊穣」にあやかり5回、鐘を鳴らして市場が栄えることを祈念しました。 また、日本取引所グループの山道CEOは── 山道CEO「蛇は脱皮を繰り返しながら変化、成長を遂げます。今年は昨年からまた一皮むけて成長したマーケットとなることを期待したい」 このように挨拶し、市場の活性化に期待を込めました。 今年の干支、巳年は株式市場では「辰巳天井」といわれ、高値になると言われています。 ですが、今年最初の取引はマイナスでのスタートとなりました。午前の終値は去年の年末に比べ500円安い3万9394円となっています。 今月は、アメリカでトランプ新政権が発足します。トランプ氏が掲げる関税引き上げや経済政策が、企業業績や株価にどこまで影響するのか見極めながらの取引となりそうです。