ロコ・ソラーレ、接戦を落とし準々決勝敗退 「最後を決めきれば勝てた」藤澤五月も悔やむ…韓国勢に一歩及ばず
カナダ・ニスキューで開催されているグランドスラム・オブ・カーリング第2戦「カナディアン・オープン」に出場中のロコ・ソラーレは準々決勝でチーム・ハ(韓国)と対戦した。 【映像】藤澤五月が天を仰いだ劇的瞬間 序盤から変化の多いアイスの状況を探りながらの若干、堅い試合展開だったが、リードの吉田夕梨花が試合後のインタビューで「ちょっと苦戦した部分もある中でもしっかり食らいついていけた」と振り返ったように前半4エンドを終えて2-3で折り返す。 先攻で迎えた第5エンドで相手に1点を取らせる「フォース」に成功すると、続く第6エンドにはサード吉田知那美のフリーズやダブルテイクアウトでチャンスメイクし、2点を返し同点に。第7エンドをブランクエンド(※両軍の石がハウスに入らずにスコアのつかないエンド)にされ、勝利のためにはスチールが必要となったロコ・ソラーレ。 最終第8エンドはセカンド鈴木夕湖がハウス中心付近へソフトウェイトで効果的な石を送り込み攻めの姿勢を見せるも、藤澤が「私のラストショットのところまでいい形を作れていて、最後を決めきれれば、ほぼほぼ勝てたのではないか」と悔やんだように、詰めの部分で相手にプレッシャーをかけきれなかった。最終的には2点を失い、4-6で敗戦。今季の2戦目のグランドスラム挑戦は8強で終えた。 惜敗について試合後ABEMAのインタビューに答えた吉田知は「私たちは負けた試合から必ず次に勝つためのヒントを得て強くなってきた。今日の悔しい一敗が必ず次につながると信じている」とコメントした。 次戦グランドスラム第3戦「ナショナル」は11月26日にニューファンドランド・ラブラドール州の州都セント・ジョンズで行われる。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)
ABEMA TIMES編集部