子沢山で共働き…「中学受験“弱者”」だった我が家がみるみる好転した“きっかけ”とは
基本、リビング学習
そのリビングでは、4歳の弟が縦横無人にトミカやプラレールを走らせ、小3の次男はアレクサで海外サッカーを観戦。一緒に宿題することもありますが、「僕は中学受験をしない!」と公言しています。中学受験を視野に入れていない小学生と真剣に考える子では数時間単位で勉強している時間が違います。 お家で学習するぞ!という雰囲気を整えたいですが、中学受験をする気なんぞ微塵もない次男を長男に付き合わせる訳にはいきません。三男も保育園に1日預けてやっと帰宅!楽しいお家時間なのに、「プラレールを走らさないで。長男の勉強の邪魔だから!」なんて言えません。 そんな我が家の状況を知っている長男は、無言で黙々と宿題をしていますが、集中するのは難しいと思います。トミカやプラレールを長男の脇腹をトンネルにして走らす4歳児に「ちょっとあっちに行ってくれないかな~」といなしながら勉強する長男。まるで在宅勤務に子供をみないといけないサラリーマンのようです。集中できるわけがない。 そう。長男は積極的に塾の自習室に行っています。ちょっとした隙間時間も「今から1時間ほどで終わらせて来るわ!」と言ってスタコラサッサと向かうほど。 なぜなら、塾の自習室では、誰もトミカやプラレールなんて走らせていません(当たり前だ)。
恐ろしく集中できる
と気がついたようです。だらだら家で長時間かけて宿題を行うよりも、自習室でサッサと済ます方が効率がよいみたいです。塾は、自転車で10分以内で行ける距離ですし。 だがしかし! いきなり成績が伸びる訳ではありません。 毎回授業前に行われる確認テストの点数は据え置きです。 自習室に行く前の2か月は私がみっちり傍について勉強して、毎回、授業前の確認テストである一定の点数を取ってきていました。4月は自習室で基本自分ひとりで進めました。丸付けを私がしていますが、ピッタリ横についているわけではない。それでも前の月と同様の結果なので悪くないかもなぁ~とも思っています。 どちらかと言いますと、成績よりももっと嬉しいことが。それは……。