【カペラS】チカッパ、距離短縮味方に中央重賞も取る!
師走を彩る電撃6ハロンのダートGⅢ「第17回カペラS」が8日に中山で行われる。砂の韋駄天たちが顔をそろえてきた。 交流GⅢ北海道スプリントC、交流GⅡ東京盃を制している3歳馬チカッパは佐賀のJBCスプリントで交流GIに初出走し、タガノビューティーとハナ差の2着に食い込んだ。GⅢでは力上位の存在といっていい。 中間は坂路で乗り込まれ、順調そのもの。今回は初めて背負う58キロがポイントになるが、全5勝のうち4勝をあげている6ハロンに短縮するのはプラス。JRA重賞もコレクションに加えたい。 サンライズアムールはL栗東S―ながつきSを連勝している。この舞台の前走は59キロを背負いながらも3番手から楽に抜け出し、2馬身半差の完勝だった。57キロで戦えるのは有利で、3連勝で重賞初制覇を飾りたい。 昨年の当レースを3馬身差で快勝したテイエムトッキュウは1週前に坂路で4ハロン51秒7の好時計を叩き出した。3カ月ぶりの実戦でも力を出せる状態にある。クロジシジョーは交流GⅢで2着2回の実力馬。初Gタイトルを狙っている。(夕刊フジ)