【日本ハム】新庄監督「もうベテラン」FA加入“投げる学者”福谷浩司に「マウンド度胸に期待」
日本ハム新庄剛志監督(52)が8日、中日からFA加入した福谷浩司投手(33)への期待を示した。 【写真】日本ハムのユニフォーム姿で背番号を披露する福谷浩司 千葉・鎌ケ谷の球団施設で行われたスタッフ会議後に取材対応。福谷について「正直、福谷君に関しては、そこまで映像見てないんで。(9日に迎える誕生日で)34歳かな。もうベテランだし、なんかコメント聞いてても、すごいはっきり物事を自分で決めて突き進むような性格だと思うので、そういうマウンド度胸に期待したい」と話した。 福谷は6日にエスコンフィールドで行われた入団会見で先発、中継ぎ、抑えなどの希望は「全くございません」と話していた。起用法について新庄監督は「ほんとに見てみて、先発いけそうだとか、中(中継ぎ)だとか抑えとかいうのは、ちょっと見て、話し合いながら決めていきたいと思います」と明かした。 ちなみに、福谷は慶大の理工学部出身で「投げる学者」とも呼ばれる秀才右腕。理路整然とするコメントをチェック済みの新庄監督だが、うのみにはしないつもり。「“言葉の頭の良さ”って結構いるんすよ。本当の中身はどうかわからないんで、それはちょっと接触してみないと。(愛称が『教授』の)北山君はね、いいこと言うんですけど、意外と抜けてるから(笑い)。サインプレーでも忘れるタイプなんで。ちょっと性格っていうのは会って、いろんなコミュニケーションをしてから。福谷君とはいろいろ会話をしながら探っていきたい」と思い描いた。